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上段・中段・下段、各高度への蹴り技におけるメリット・デメリット考察

今回は蹴り技における、高度を上段・中段・下段に分けて、
ざっくりメリット・デメリット、使いどころを考えてみました。

どんな場面で使うべきかを考えると、
ミット打ちなどの蹴り技練習や、イメトレの時の
イメージが鮮明になりますので、考えるきっかけになれれば幸いです。


1.上段への蹴り技

 ここで言う上段とは「首より上」の部分への蹴り技になります。

 代表的なところで言うと、下記のような技ですね。

  ・ 正中線を狙った前蹴り
  ・ 顎を狙った蹴り上げ・膝蹴り
  ・ 顎やこめかみを狙った廻し蹴り・掛け蹴り

 ■ メリット
  ・ 比較的簡単に戦闘不能を狙える
   何と言っても、上段は急所が多く、ダメージの大きさが魅力です。
   軽くでも急所に当たってしまえば、脳震盪により戦闘不能に追い込めます。

  ・ 蹴り足を痛めにくい
   相手の反応が遅れれば、足より力の無い腕で防がざるを得ないので、
   こちらの足も傷めにくいです(肘で防がれた場合は例外ですが、相手も肘を痛めます)。


 ■ デメリット
  ・ 蹴りの難易度が環境に左右されやすい
   どうしても高い位置を蹴らざるを得ないので、
   蹴ることが出来る状況が意外と限られてきます。

   例えば、身長差が極端な場合や、地面が滑りやすいなどの状況、
   または、自分が履いているズボンや靴のタイプなど、
   様々な外的要因で蹴りの難易度が激変してしまいます。

  ・ 見切られやすい
   顔付近を蹴ることになるので、蹴り足が届くまでに時間が掛かるうえ、
   視界に入りやすいので蹴りを見切られやすいです。
   
   蹴り技において蹴りを見切られてしまうと、
   片足状態のところへカウンターをもらったり、
   各種ディフェンスでバランスを崩されるリスクがありますが、
   上段への蹴りは特にそのリスクが高いですね…


■ まとめ
  上段を蹴る場合は、リターンが大きいので、得意技にしたければ、
  蹴ることが出来る環境を普段から試してみると良い感じです。

  たとえば、革靴&スーツの場合や、芝生や柔らかい地面はどうか等、様々試してみましょう。
  
  併せて、少しでも見切られにくくするために、
  膝をしっかり上げたり、重心を落としてぶれないようにしたり等、
  スピードアップ&バランス力強化を図ると良いと思います。



2.中段への蹴り技

 ここで言う上段とは「腰と首の間」の部分への蹴り技になります。

 代表的なところで言うと、下記のような技ですね。

  ・ みぞおち等の正中線を狙った前蹴り・膝蹴り
  ・ 横三枚(脇腹)を狙った廻し蹴り
  ・ 胸部を狙ったサイドキックや前蹴り込み(距離を取る目的)

 ■ メリット
  ・ カウンターを決めやすい
   中段も急所が多く、急所を的確に狙うことで戦闘不能に持ち込めますが、
   上段・下段よりも的が大きく、頭や足のように動きの幅も大きくないので、
   タイミングにさえ注意すれば、割と雑に蹴ってもカウンターを決めやすいのが魅力です。


 ■ デメリット
  ・ ディフェンスの手段が豊富
   中段への蹴り技は、難易度も高くなく、上段ほど環境に左右されず、かつ、
   ダメージも大きいので、比較的狙いやすい蹴り技になりますが、
   それだけに、ディフェンスの対策方法も豊富に研究されています。

   さらに、中段の場合、手も足もディフェンスに使うことが出来るうえに、
   意識的にディフェンスをせずとも、とっさの無意識で身を竦ませるだけで、
   それなりにディフェンスの形になってしまうのも厄介です。

   そのため、攻撃に意識が行っているカウンター状態ではなく、
   対峙した状態できちんと決めるなら、蹴る側の技量が求められます。


■ まとめ
  中段への蹴り技を得意技にしたければ、
  中段への蹴りに対するディフェンスの方法を覚えることが重要になります。

  特に、技術的なディフェンスだけではなく、蹴られた側がとっさに取る
  条件反射的な反応も見ておくと、狙い方などの参考になるかと思います。
  
  後は、急所の位置をある程度は正確に押さえておきましょう。
  さもないと、ちょっとガタイの良い相手にはダメージならないこともありますので…。

  カウンター方面で中段蹴りを磨く場合は、間合いとタイミングを意識すると決まりやすくなります。


3.下段への蹴り技

 ここで言う下段とは「腰から下」の部分への蹴り技になります。

 代表的なところで言うと、下記のような技ですね。

  ・ 金的を狙った股間蹴り
  ・ 太腿を狙ったローキック
  ・ 膝を狙ったサイドキックや踏み込み蹴り

 ■ メリット
  ・ 見切られにくく防ぎにくい
   下段は高度が低く、当たるまでの時間が短いうえ、
   視界に入りにくいので、相手からすると非常に見切りにくいです。

   しかも、ディフェンスも基本的には脚しか使えないので、
   防ぐことも意外と大変だったりします。
   
  ・ 環境に左右されにくい
   上段とは対称的に、蹴りの高度が低いがゆえに、
   身に付けているものや身長差、足場などの環境に
   蹴りの難易度が左右されにくいです。

   なので、一回形を覚えてしまえば、
   それなりにどこでも使うことが出来てしまいます。   

 ■ デメリット
  ・ 足を痛めやすい
   下段蹴りを蹴る場合、非常に硬い膝・脛の存在が厄介です。

   意識的に防がれた場合はもちろん、こちらの不注意や相手の条件反射で、
   うっかり堅い膝や脛を蹴ってしまうと、こちらの方が足を痛めてしまいます。

   そのため、きちんと狙ったり、そもそも脛などを鍛えるなどの工夫が必要です。

  
  ・ 戦闘不能に持ち込む技量が必要
   下段蹴りを蹴る場合、戦闘不能に持ち込みたければ、
   正確に相手の急所を、正しいフォームで蹴る必要があります。

   例外的に、金的蹴りは比較的難易度は低いですが、
   それでも、足の隙間に蹴り足を差し込まねばならないので、
   状況判断や、蹴りの形を覚えておかなければ、有効打になりません。
   

■ まとめ
  下段への蹴り技を得意技にしたければ、
  有効打にするために、狙う場所とフォームをきちんと練習する必要があります。

  特に、太腿へのローキックなどを得意技にする場合、
  ケガを防止する&威力を上げるためにも、脛も鍛えておいた方が良いでしょう。



上中下の考察は以上です。

普段の練習で、自分にとって相性の良い蹴りが見つかったら、
メリット・デメリットを踏まえて、どの場面で決めるべきか研究すると面白いと思います。


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テーマ : 格闘技
ジャンル : スポーツ

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YouTubeにて蹴り技に挑戦中ですが…まだまだ未熟です。

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